兵庫県立大学大学:第9回 工大祭~Happy Autumn Legend Festival~に行ってみた!
さて、フリーマーケットでみつけた、オモシロイ取り組みをしているブースはこちら。
兵庫県立大学付属高等学校の生徒が実践している「株式会社ぱずる」
今年は、アロマキャンドル、マグネット、ブックカバーなどを販売しています。
?模擬会社設立し、経営体験…兵庫県立大付高
高校生が模擬会社を設立し、経営を体験する授業が今月、兵庫県立大付属高校(兵庫県上郡町光都)で始まった。社名は雑貨製造販売会社「ぱずる」に決め、20日は取り扱い主力商品にアロマキャンドル、ブックカバー、マグネットを選んだ。
授業は今年で7年目を迎え、会社経営で培った接客体験や自分の意見を主張する姿勢は、生徒が社会に巣立った後も大いに役立っているという。初年度から担当している坂本好明教諭は、「年を重ねるごとに生徒たちの工夫や知恵が増した。授業は意思決定の重要さに気づく学びの場。今後も続けたい」と話している。
同校では2006年度から毎年、米国発祥の経済教育団体で公益社団法人「ジュニア・アチーブメント日本」(東京)が提供する4か月間のプログラムを「経営学演習」の授業に取り入れている。1株100円の株式を100株発行し、保護者らから計1万円の「資本金」を得て会社を設立。今年度は3年生10人が社長、生産部長、営業部長、経理部長など役員と社員を務め、16週間経営する。利益が出たら株主に配当金も支払う。会社登記はしないが、11月に中間決算報告会、来年2月に株主総会を行う。事業に失敗すれば倒産もある。
2011年度はインテリア商品の製造販売会社を設立。香りがする植物を詰めた袋「サシェ」や、アロマキャンドルなどをイベント会場などで販売。過去最高の24万8620円を売り上げた。利益は生徒が務める役員への賞与や東日本大震災の被災地への寄付金に充てるなどした。
今月6日、今年度初めての授業があり、同法人理事の高木正明さんが「会社経営を通じて、責任感やコミュニケーション力などを身に着けて下さい」と呼び掛けた。
生徒の多数決で決まった社名の「ぱずる」は、一人ひとりはバラバラだが協力して仕事を完成させることをイメージした。アロマキャンドル、マグネット、ブックカバーの既製品をまず仕入れ、生徒たちが加工して10月の体育祭で売り出す。
06年度に授業を受けた一期生の男子生徒は昨春、バス会社に就職。「いろんな人たちと応対して接客を学ぶことができた。会社の面接でも堂々と意見が言えて授業が役に立った」と話していたという。坂本教諭は「失敗してもいい。生徒たちが会社経営を通じて社会の厳しさやルールを学んでくれたらうれしい」と話している。
(2012年9月21日??読売新聞)
このプログラムを採用しているのは、兵庫県下では兵庫県立大学付属高等学校のみ。今年で7年目。先輩たちの活動によってリピーターが付いてくれているようで、毎年お店に来てくれるファンもいるそうです。
このプログラムは、半年の間に、会社の名前から運営方針・担当を決めて、企画し販売していくのだそうです。模擬会社とはいえ、実際にお金が動くわけですからねぇ。生徒たちにとっては、貴重な体験ができるいい企画だと思いました。
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2012年11月6日 | コメント/トラックバック(0) | トラックバックURL |
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