大避神社「坂越の船祭」国指定重要無形民俗文化財を見てきた!【赤穂市坂越】
2012年10月14日大避神社「坂越の船祭」国指定重要無形民俗文化財を見てきました!
平成24年(2012年)3月8日、国の重要無形民俗文化財に指定となる。兵庫県下では7件目、西播磨地域では初の指定です。
残念ながら、15時前後にある神輿を船に乗せる場面には間に合わず。18時ごろからの還幸巡航を見学しました。
16時ごろ着いた時には、ぞろぞろと坂越駅の方へ人が流れていて、お祭りが終わったのかと思っちゃいました。ちょうど、宮だし巡航をしていたところでした。
漕船二隻で神輿船を曳いていきます。
この坂越の船祭りで使用される和船(漕船二隻、楽船、神輿船、議員船、歌船)は、兵庫県指定の重要有形民俗文化財に指定されています。
生島の御旅所へ神輿が付いたところ。
この生島は、、「生島樹林」として大正13年12月9日に国指定特別天然記念物に指定されています。
また島内には7世紀半ばに畿内から坂越に逃れ、この地で没した秦河勝の墓があるそうです。
浜から大避神社をみたところ。山の中腹に屋根が見えています。
↑これは、「ばた板」という、神輿を浜から神輿船に乗せるための渡り板。
坂越の船祭では、この「ばた板架け」が見どころ。坂越には、4つの地区があって毎年ばた架けを持ちまわるそうです。地区ごとにこの7枚のばた架けのしかたに特色があって毎年見ものなんだそうです。
大避神社(おおさけじんじゃ)への参道。参道手前は、車道で車が通るのでガードマンが二人立って誘導してくれます。
参門まで階段があります。
この階段を上がらないで、ちょっと寄り道。左側に登ってみました。
ちょっと急坂になりますが登ったところは、坂越浦城跡・御番所跡だそうです。
そして、この高台からの坂越港の眺めは必見です。とてもいい景色が広がっています。
さて、坂越浦城跡・御番所跡から戻って石段を登ったら、大避神社(おおさけじんじゃ)境内です。
坂越浦に面して鎮座し、秦河勝、天照皇大神、春日大神を祀っている。 神社の創立時期は明らかではないが、千種川流域を開墾したとされる秦河勝が大化3年(647年)に没し、地元の民がその霊を祀ったのが始まりとされる。播磨国総社縁起によると養和元年(1182年)に祭神中太神24座に列せられ、当時すでに有力な神社であったという。 現在の本殿は明和6年(1769年)、拝殿と神門は延享3年(1746年)に再建されたものである。 拝殿両脇の絵馬堂には40余りの絵馬が揚げられており、中には享保7年(1722年)のものもあり、日本で最も古い船絵馬として貴重なものといわれている。(wikipedia)
18時まで時間があったので、赤穂と言えば「塩らーめん」。を食べに行ってきました。こちら
18時。ほら貝の音に始まり、神輿が生島から戻ってきます。
生島から漕船に引かれて神輿が戻ってくるところ。迎える浜では、神輿船の行く先をともすように順番に松明がともります。
激しく燃え上がって浜を照らしています。
観客も照らされながら、神輿が戻るのを見守っています。
神輿船が付きました。
YOUTUBEに動画があったので載せておきます。
昼の部
夜の部
最後は、神輿が納められて、獅子舞を待って終わり。
大避神社「坂越の船祭」は、毎年10月第二日曜日
見どころの「ばた架け」は、15時前後と18時30頃
- 場所
- 兵庫県赤穂市坂越1297番地
- 電話
- 0791-48-8136
- 営業時間
- 宵宮18:00~ 毎年10月第二日曜日12:30~20:00
- 定休日
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- 料金
- 無料
- 駐車場
- あり。
- ホームページ/ブログ
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- 地図
- より大きな地図で はりまっぷ「播磨歴史マップ」 を表示
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2012年10月17日 | コメント/トラックバック(0) | トラックバックURL |
カテゴリー:歴史探訪