太子町役場新庁舎建設するようだ。【揖保郡太子町】


太子町は、太子町役場新庁舎建設をするようです。25年度から二年かけて27年度からの新庁舎利用開始予定のようです。
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新しい太子町役場庁舎に向けて:太子町

建設予定地はこちら↓揖保郡太子町鵤280番地1

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現在の太子町庁舎から西へ国道二号線沿いに500mほどいったところ。
もともとは、東芝の社員寮とグラウンドがあったところを、東芝の打診もあり平成23年3月29日 新庁舎用地11,998.26平方メートルを購入。

新築の経緯

現在の庁舎は、昭和26年に太子町が発足した後の昭和30年4月に建築し(人口:13,613人、世帯:2,804世帯)、その後、3階増築(昭和39年2月)、西庁舎(昭和47年4月)、南庁舎(昭和52年9月)と増改築を繰り返し今日に至りますが、現在の人口規模(平成23年11月1日現在:人口:34,572人、世帯:12,718世帯)に相応する施設機能に大きく乖離する状態にあります。
また、住民の待合いスペースや交流スペースなどの住民サービス機能も確保できず、業務多様、煩雑となった執務環境面でも厳しい条件であり、狭隘化と老朽化が一層進んでいます。特に、多様化する災害に柔軟、迅速、的確に対応できる町の防災拠点として位置づけられている庁舎は、
◎災害時の機能保持
◎非常時の災害対策本部
◎避難拠点としての利用
など、有事に際しての機能を確保しなければなりません。

「太子町新庁舎建設基本計画」(案)に関するパブリックコメント

3万5千人の住民が居て、コメントを付けた人が5人。広報3月号にも一応掲載されており【パブリックコメント期間】平成24 年3 月1 日から平成24 年3 月21 日(21 日間)だったようですが、5人。まちづくりの集いという説明会も3月にあったようです。やはり気になるのは、福祉配慮など。

「太子町新庁舎建設基本計画」(案)に関するパブリックコメント:太子町

まちづくりの集い(太子町新庁舎説明会):太子町

Q:高齢化に伴い、太田地区の住民は不便になる。新庁舎へのアクセスはバスが必要となるが、コミュニティバス等の検討はあるのか。

H16、17 年にコミュニティバスを運行したが、利用者が少なく廃止となった。「太田地区が遠くなる。」という意見は多くあったが、24 年度から実施する「やすらぎタクシー運賃助成事業」により対応したいと考えている。満70 歳以上の車をお持ちでない高齢者世帯に対しては、タクシー券として、1 年間に500 円券を30 枚(1 万5 千円分)助成する。障害があり、車をお持ちでない世帯に対しては、1 年間に500 円券を48 枚(2 万4 千円分)助成する。一回につき500 円券2 枚まで(上限1000 円)の利用とし、残りは自己負担とする。役場への来庁以外にも利用していただき、使い勝手の良いタクシー、移動手段の確保として活用していただきたい。バスについても、神姫バスとの交渉により、新庁舎前まで路線変更していただくことを検討している。

庁舎建設における財政内訳としては、総事業費が約29 億円、うち、国の交付金が約2 億、町が準備する頭金が約10 億円、借入額が16~17 億程度である。借入額の返済については、文化会館での返済額は年に約3 億円であったが、新庁舎では約1 億円と考えている。返済期間は20~25 年である。

太子町新庁舎建設基本設計プロポーザル審査結果

庁舎建設にあたり実施した基本設計業務プロポーザルの審査結果が掲示されていました。
創造的かつ高度な設計能力、質の高い作品実績を有する設計者を選定するため、指名型プロポーザル実施。
太子町新庁舎建設基本設計プロポーザル審査結果:太子町

【経 緯】
平成24年7月2日(月)  提出要請書の送付【17者】
平成24年7月9日(月)  提出意思確認書提出期限【11者から意志確認】
平成24年7月23日(月)  技術提案書の提出期限【11者から提案】
平成24年8月15日(水)  審査委員会開催【ヒアリング実施】
平成24年8月17日(金)  最優秀者への特定通知

審査委員会

委 員 長
八木 雅夫 :国立明石工業高等専門学校 建築学科 教授
委 員
長濱 伸貴: 神戸芸術工科大学 環境・建築デザイン学科 准教授
柏木 浩一: 元兵庫県立大学 環境人間学科 教授
神家 昭雄: 神家昭雄建築研究室 建築家
三俣 幾男: 兵庫県県土整備部住宅建築局 営繕課 課長
八幡 儀則: 太子町副町長

■参加表明提出者一覧

番号 会 社 名
1 ㈱アール・アイ・エー大阪支社
2 ㈱梓設計 大阪支社
3 ㈱いるか設計集団
4 ㈱遠藤秀平建築研究所 姫路研究室
5 ㈱小野設計
6 ㈱久米設計 大阪支社
7 坂本昭・設計工房CASA
8 ㈱佐藤総合計画 関西事務所
9 ㈱徳岡設計
10 ㈱安井建築設計事務所
11 ㈱日本設計 関西支社

■プロポーザルの特定基準

評価項目 評価事項
1.担当チームの対応(業務の実施方針・手法および 提案)

(1)説明書の理解度
(2)提案の的確性・独創性・実現性
(3)実施方針の妥当性
(4)工程計画および動呕計画の妥当性
(5)取組意欲

2.事務所の実力(業務経歴等)

3.担当チームの能力(技術職員の経験および能力)

(1)主要業務並びに同種または類似業務の実績
(2)専門分野別の保有技術者数および有資格技術者の保有状況
(3)同種・類似業務適応性
(4)受賞実績

【審査結果】
◆最優秀者  坂本昭・設計工房CASA
◆優秀者    株式会社久米設計 大阪支社

最優秀賞は、坂本昭・設計工房CASAだそうです。以前記事にした西家道代選手壮行会が行われた斑鳩小学校体育館を設計したところのようです。

最優秀者、優秀者とも、太子町の歴史、風土、自然景観や都市環境条件を良く理解され、まちへの想いが快く表現された提案であり、新庁舎、地域交流センター、交流広場の配置構成やオープンスペース、ランドスケープに町民が楽しく愛着の持てる、敷地条件を充分に踏まえたバランスの取れた提案内容だそうです。提案書は、太子町新庁舎建設基本設計プロポーザル審査結果:太子町からPDFファイルで見ることができる。


やっぱり、新しく作るなら優しい建築をしてほしいなぁ。。じゅん@はりまっぷに、バリアフリーのコンサルやらしてもらえんかな??

関連HP

新しい太子町役場庁舎に向けて:太子町
「太子町新庁舎建設基本計画」(案)に関するパブリックコメント:太子町
まちづくりの集い(太子町新庁舎説明会):太子町
太子町新庁舎建設基本設計プロポーザル審査結果:太子町

 

みんなの太子町新庁舎

兵庫・太子町/坂本昭・CASAを特定/新庁舎建設基本設計20120823建設通信:社会人(建設業社員)としての基礎知識

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