相生市に「仮称・市民文化ホール』建設計画があるようだ。


相生市に「仮称・市民文化ホール』建設計画があるようです。平成27年度の利用を考えているようです。

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『仮称・市民文化ホール』建設計画:相生市

問合せ

問合せ先:相生市企画管理部 大ホール建設担当
電話:23-7118 FAX:22-6439
電子メール:teiju@city.aioi.hyogo.jp

建築場所

地図でいうとココ↓相生市相生六丁目1番

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新築経緯

昨年(平成23年)、市民の皆様に長年にわたり親しまれてきた市民会館大ホールが、耐震診断の結果、非常に低い耐震性能であることが判明したようです。
市では、耐震化工事の検討をしましたが、構造的に工事が困難であること、また、 建物自体の老朽化も進んでいることから、新たなホール建設の検討に着手することになったようです。1954年にできた大ホールは、70年に舞台を増築したが、構造耐震指標(Is値)が舞台、ホールとも0.043だった。指標では0.6未満の建物は「震度6強で崩壊や倒壊の危険性がある」とされ、0.3未満はさらに「危険性が高い」とされている。ホール東隣の市民会館本館は築40年で、耐震補強で対応できるという。

『仮称・市民文化ホール』建設基本計画(案)についてのパブリックコメント

相生市民は3万1千人ほどで、意見者21人、意見件数91件があったようです。平成24年7月10日から7月31日までの募集だったようです。太子の新庁舎建設でのパブリックコメントは5人だったのをみると、相生市民の方が町への関心が高いのかもしれない。もしくは、自治体の市民との情報交換への積極性による広報の違いかもしれませんね。

【提出意見回答】『仮称・市民文化ホール』建設計画:相生市
『仮称・市民文化ホール』建設基本計画(案)に対する意見の募集について:相生市

多い意見としては、海辺が建設地であるため、大地震発生時の液状化や津波などに対する不安の声。災害対策に対する配慮。

相生港埋立地については、自然災害の影響が危惧されている場所ではありますが、建設にあたっては、地質調査実施により、地震や液状化現象に対応する適切な基礎工法の採用や地盤のかさ上げなどによる津波対策を講じることとしています。今後、基本設計、実施設計を行う中で、災害に対する対応策の具体案についても情報を公開していくこととします。

津波発生時の対応については、地震発生から津波到達まで約2時間の間に、状況に応じた的確な避難誘導できるような管理体制を整えておくことが重要であると考えます。

周辺道路から建物までのアクセス部分は、建物部分と同様、地盤改良により、災害時のアクセス機能を確保します。

非常時の生活用品の備蓄機能については、施設計画の中の「災害対応機能」確保に伴い検討を要しますが、想定される全ての状況に対応してホール施設で完結する供給体制の確保は困難であり、市全体の備蓄・供給体制の中で検討すべきものと考えます。

客席数は、600~700席程度を確保していただきたい。600人を超えるイベントで、入場制限の例もあった。設計の工夫で対処できないものでしょうか。

新ホールは、演技・演奏など表現活動においても鑑賞においても、市民が中心となる、身の丈に合ったホールを目指します。
従来の大ホールの利用実態からすると700席以上となると、有効稼働の確保が困難と考えられ、建設経費や施設の全体規模などによる制約もありますが、これまで以上に積極的、継続的にホールを利用していただくことによる人づくりや地域の活性化を見据え、600席程度の適切な規模のホールとします。

災害時に、市民の避難場所、仮設生活拠点の役割を持たせてはどうか

事業費規模と施設規模から防災拠点化やヘリポート建設は困難と思われますが、災害発生後の自宅生活が困難な方を一時的に収容するなどの災害対応機能を備えることを検討します。

建設地の災害予想

兵庫県が発表している風水害対策情報CGハザードマップで、建設地区の災害についてみてみた。
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防潮施設が機能した場合での高潮浸水予測を示したものです。対象地域は、防潮施設が機能した場合で2M以上の浸水区域(※1)となっています。
平成16年年度の台風 16号での予想では、0.5M以上1M未満

因みに、津波発生時(※1)での海岸施設が機能しなかった場合での予想は、0.5M程度だそうです。瀬戸内だから波が高くならないのでしょうか??
(※1予測に用いた潮位:T.P.+4.30mモデル台風:第二室戸台風コース:第二室戸台風を西に2.0°移動)
(※2安政南海地震(1854年)のほか、中央防災会議「東南海・南海地震等に関する専門調査会」において提案された東南海・南海地震が同時に発生した場合の津波波源モデル)

この建設地が、水害に合うときは、相生市中心街も水没するようですね。住民は、改めて避難経路の確認したほうがよさそうですよ。
東日本大震災以降、自然災害に対して想定外なんて言い訳は、できないでしょうからね。一階部分(4M)は底上げして 使用せず、2階以上での利用計画になるのでしょうか?

『仮称・市民文化ホール』建設市民会議 委員

山田 勝利   連合自治会 会長
前田 加津枝  消費生活研究会 会長
下房 正英   高年クラブ連合会 会長
大高 賢二   PTA連絡協議会 会長
間山 珠美   子ども会連絡協議会 会長
原園 龍一   文化協会 会長
古川 典子   NPО法人 相生いきいきネット 副理事長
久保田 肇   相生on楽工房代表
瀬川 尚登   双葉中学校教師(音楽)
船岡 小知代  美術家

建設市民会議には、コンサルタントとして三弘建築事務所が関わっているようです。

まだ、「仮称・市民文化ホール』建設基本設計プロポーザル情報は掲載されていませんね(2012/09/22時点)


じゅん@はりまっぷにバリアフリー計画のコンサルやらせてくれないかなぁ。

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